ヘミシンク

lightsilver2012-10-05

聞くと自殺してしまう...そんな糞のような都市伝説に纏わり憑かれた曲をご存知ですか...『暗い日曜日』と言います。
作詞:ヤーヴォル・ラースロー
作曲:シェレッシュ・レジェー
1933年にハンガリーで発表されたシャンソン曲だが...まあ、確かに暗い。
ただ...自殺の直接的原因になりうるような音楽では決してないと断言できる。

馬鹿が調子に乗り面白がり、映像化までされている。
あくまでも参考程度で...

暗い日曜日 [DVD]

暗い日曜日 [DVD]

1988年にニック・バルコウて人がこの曲を題材に書いた小説を...
1999年にドイツ・ハンガリーが共同で制作した映画のようだ。
2002年に日本公開。
まあ...ここまではいい。



さて...先日の話ではないですが、脳に関する研究...生理学や精神・心理学、行動学との関連研究が想像以上に恐ろしい程進んでいる事をご存知ですか?
当然...未知の分野に対する学術的好奇心や心身の医療への使命感に拠るところは大きいのですが...他人様を意のままに操る...これが最も重要な理由となります。

言いたい事は多岐数多にあるのですが...手早く。
脳みそを直接いじるのは『表向き』は人道に反するという事で流石に箝口令がしかれてますが...人間の五感からの入力による間接的な...所謂マインドコントロールなり、大衆誘導の類いなんてものは、既に研究され尽くして体系化されてます。
その一部が、ビジネス教本に書かれていたり、似非占い屋や宗教屋やら広告屋が利用してる訳ですわ。

音楽...音に限定すれば例えば、売れる(好まれる)曲の型は確定されてますし、人の喜怒哀楽に対し、どの型が作用するかも研究され尽くしてます。
当然...人を不快にし発狂させ、死に追い込むような型も...



さて『ヘミシンク』とは...
左右耳から波長がわずかに異なる音を聞くと右脳と左脳の脳波が同調することである。
ヘッドフォンから聞こえてくる音と瞑想の指示を使い、脳波を変更することで達成される。
...との事らしい。
つまり、左右の周波数差で脳波や意識状態を制御するという事だな。

この技術を開発した、ロバート・モンローてのは超心理学者...変性意識状態(体外離脱体験)研究者だったそうな。
彼の創設した研究所に参加すると、守護霊や死者の魂と話したり、透視やスプーン曲げの超能力や宇宙旅行などの超常体験が可能との事だ...薬でも打たれるんでねえのか。

阿呆なスピリチュアル信奉者が飛び付き、ある種の宗教と化し、日本でも食い物にされてる信者が多いとの事だ。



現実には...音場再現によるリラックス効果しかないらしい。
そして、理論が正しいとするなら、ヘッドホンとかで聞かねばいいことだ。
しかし...こんな話も見掛ける。
長期間・長時間の視聴者は皆、脳の『セロトニン』に支障をきたしている...と。

さて『セロトニン』とは...
生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などの生理機能や、気分障害統合失調症・薬物依存などの病態に関与する。
ドーパミンノルアドレナリンなどの感情的な情報をコントロールし、精神を安定させる働きがある。
...との事。
つまり、情緒不安定になるて事だな。

多少、事の真偽を確かめないと脳弊害に関しては何も言えないな...
しかし、似非宗教として暴利を貪っている事は事実だし、研究所の背景に存在すると言われてる巨大勢力には、若干心当たりはある。



単純に...他人様への刷り込みは、相手を極度の緊張とか非日常に追い込んでやるてのが定番だけど、緊張無くさせて精神的防御を外してやるてのも定番なのよ...催眠術時の暗示とかね。
例えば、リラクゼーション音楽にサブリミナル的な暗示や依存性を喚起させる何かが紛れてないとは...限らないわな。
これら飴鞭使い分けと薬物併用で性奴隷...やめとく。

別の極めて重大な問題は...スピリチュアルだのアセンションだの似非宗教的な概念に踊りまくってるて辺りだな。
信者にすれば異なるのだろうが...アセンションて結局、神の国『神の千年王国』計画の言い方違うだけだわね。
危険...だわ。



参考として載せとく。

アセンション : Ascension [ヘミシンク]

アセンション : Ascension [ヘミシンク]

ハイアー : Higher [ヘミシンク]

ハイアー : Higher [ヘミシンク]

ヘミシンクで起きた驚愕の「前世体験」

ヘミシンクで起きた驚愕の「前世体験」

あくまでも...参考で。


いやあ...ね
どうせ聴くなら、私事で悪いけど、古典の良さ...と言うか凄さに最近目覚めましてね。

定番だけど...これで!

ショパン:幻想即興曲

ショパン:幻想即興曲

どうよ。
こちらの幻想のが数段...いや、次元が違うから。


では。

アルジャーノンに花束を

lightsilver2012-10-04

ふう...ここは落ち着くわ...て意味不明か。


世界で有名なネズミと言えば...ネズミーランドの頭から声出す馬鹿ネズミとか、『トムとジェリー』のジェリーとか、『冒険者たち(ガンバの冒険)』のガンバとか...あと、ビビビのネズミ男とか?

このネズミも相当有名ですよ。

アルジャーノンに花束を

アルジャーノンに花束を

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%81%AB%E8%8A%B1%E6%9D%9F%E3%82%92

もうね...名作過ぎて語り尽くされ何も言える事はない...てか、逆にど阿呆が半端な事言うと、脳外科手術受けさせられて賢くしてもらえるかも知れんね...

作者はご存知、ダニエル・キイス
これまた超有名な、解離性同一性障害多重人格障害)者であったビリー・ミリガンに関する著者でもありますわな...この関連はまたの機会に改めて。
(私は、フィクションであるところの『5番目のサリー』のが好きなのだが)



では簡単に...する必要もないか。
精神遅滞ではあるが善良で優しい主人公の青年が、脳外科手術を受けて、超知能を持つ大天才になりました。
ただ...精神は未熟のままなので、世俗の現実を知り何かと悩み、嫌な性格に変わりますが...
ある日...先に脳手術を受けていたハツカネズミのアルジャーノンに異変が起きます。
調査したところ...手術には欠陥があり得られた知能は退行する事が解ります。
徐々に主人公の知能退行が進み、終には幼児以下の知的障害者となります。
最期に...既に、正気を無くし寿命が尽きていたアルジャーノンに花束を供えて欲しいと遺します...というお話が主人公視点で語られる...というお話。



名言集なる場があるようでして、そちらから引用させて頂き、主人公の内なる遷移をば...

ロビンソンクルーソーを読みおえた。
彼がそれからどうなったかもっと知りたいとぼくはいったがキニアン先生はこれでおしまいだという。
なぜだろう。

知識は人間に与えられた最高の資質のひとつですよ。
しかし知識を求める心が、愛情を求める心を排除してしまうことがあまりにも多いんです。
これをひとつの仮説として示しましょう。
すなわち、愛情を受け入れたりする能力がなければ、知能というものは精神的道徳的な崩壊をもたらし、神経症ないしは精神病すらひきおこすものである。
つまりですねえ、自己中心的でそれ自体に吸収されて、それ自体に関与するだけの心、人間関係の排除へと向かう心というものは、暴力と苦痛にしかつながらないということ。

知能だけではなんの意味もないことをぼくは学んだ。あんたがたの大学では、知能や教育や知識が、偉大な偶像になっている。
でもぼくは知ったんです、あんたがたが見逃しているものを。
人間的な愛情の裏打ちのない知能や教育なんてなんの値打ちもないってことをです。

ぼくは人間なんだ、おまえがぼくをあの手術室につれていく前だって、ぼくは存在していたんだ!

ついしん。
どおかニーマーきょーじゅにつたいてくださいひとが先生のことをわらてもそんなにおこりんぼにならないよおに、そーすれば先生にわもっとたくさん友だちができるから。
ひとにわらわせておけば友だちをつくるのはかんたんです。

ついしん。
どーかついでがあったらうらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやてください。



身につまされますな...どの文がどの状況だか解りますよね?

さて...と
正統な事言ってもあれなので、ひねくれた感じで...これって結局、人生の圧縮ですよね。
太く短く生きるか、細く長く生きるか...太く短く生きたい方々は脳外科処理で暫定的に超天才になるのも有りかもね...意外と多いと思うな。



ああ...蛇足。
海外での映像化はもちろん...日本でも映像化されてます。
日本ではテレビドラマで...まあ、触れたくないですな。
http://jdouga.com/1584/
(すぐ削除されると思うな)

海外では、『まごころを君に』て題名で2回程。
2006年に、フランスで『アルジャーノンに花束を』であったみたいですな...知らないですわ。
とほほ...
2009年に、ウィル・スミスが作るとか言ってたみたいだけど...どないな状況なんかな。



てな訳で...また。

大航海時代

lightsilver2012-10-03

あの...ね
場の冠に使わせいただいてる言葉とか...普通検索してみませんか?
ど阿呆なお調子者は検索しましたよと...はい、すみません。



ふむふむ...幾つか有りますな。
いちばんの有名処はこれ。

大航海時代 Online 2nd Age トレジャーBOX

大航海時代 Online 2nd Age トレジャーBOX

ほほう...このオンラインゲームの攻略サイトがアクセス高いのか。
掲記のこれは新しい版か?
このゲームて...日本海を別呼称したとかで大問題になったゲームだよな...まあ、この場ではいいわ。

『死者の見る夢...水晶髑髏』

ふむふむ...よくは解らんけど『水晶髑髏』を探すクエストね。
難易度はそこそこ高そうだしゲーム自体が楽しそうですな。
でも、元々ゲーム大好きと言うか、知らないといけないんだけど、大抵ハマりますんで...もうやんない。

既に、どのメディア黎明時にも必ず存在している、最先端コンテンツてな感じではなくなりましたしね...ゲームコンテンツそのものが。
とは言え...貴重な源泉である事は間違いないので『上手く』海外展開して頂きたいものです。



しかし...『水晶髑髏』てのは、なかなかにそそられる魅力的な題材ですなあ...近世に入ってからの模造作も多いようですが...

こちらは商品。

水晶髑髏見てると幻覚見るとか...
元祖の水晶髑髏全て集めると奇跡が起きるとか、世界が滅びるとか...日本人大好きそうな話だわ。

水晶髑髏で探るとこれ...

スプリガンかあ...知ってはいるけどなあ。
超古代文明防衛特殊部隊...話が想像つきますな。
水晶髑髏と違うけど、石仮面のあの超有名漫画をだしたいところだなあ。
そういや...『ペルソナ2罪』てゲームでも水晶髑髏に重要な役割持たしてましたな。



そう言えば...マヤ暦では今年で人類滅亡すんだってね(笑)
(現マヤ族長は完全否定してまして、虚言流すなと激怒してますよ)

中南米...マヤ文明アステカ文明インカ帝国とかの遺跡とか文化...独特の死生観とか面白いですなあ。
生きてる間に訪ね行きたいものです...どなたか行きません?

この場に合致した話では、軽いところでこれ...また神様かよ。

ザ・クレーター (1) (秋田文庫)

ザ・クレーター (1) (秋田文庫)

手塚治虫『いけにえ』

では簡単に...
神に供えられた処女...生け贄。
首を刎ねられる寸前に、神さんに一発文句かまします。
何故にこんな不条理が罷り通るのか...ざけんなよ!こら!
神さんも女性には弱く、見栄張って、死ぬ前にひとつ願いを叶えるとか調子のいい事抜かします。
彼女は、女性として普通の人生を望みます。
そして...記憶を無くし別の時代に跳ばされ、そこで普通に、結婚もし子供も為し細やかな生活を営みます。
ふとしたはずみで、自らの境遇を思い出した瞬間...元の時代、元の状態に戻り首を刎ねられましたとさ...というお話。

これは詐欺なのか恩情なのか...生け贄は手に入れてる訳だからな...



ああ...私、漫画の神様は神様だとは思うけど、特別好きとかではありませんので...念のため。
ただし、この短編集はお薦めなので...別の重い生け贄話共々、また改めてまして。

被せ進行にてすまそん。
ではまた。

闇の中の系図

lightsilver2012-10-02

いやいや...暫く療養のつもりが、ちと訳有りで居ついてます。

さて...と
騙す奴が悪いのか、騙される奴が悪いのか...そんなの騙す奴が絶対悪いに決まってまんがな。
でもね...騙されないように強かに賢くなる事はとても大事ですよ。

なんて偉そうに言っても...年がら年中、女性に騙されてますけどね。
ああ...あと、既存マスメディア報道情報やら新規パーソナルメディア掲載情報やらにもね...


てな訳で、ちいと急いでる時の逃げ道の定番で...半村作品。
この場の話とは若干違うけど...面白いんだもの。

闇の中の系図 (ハルキ文庫)

闇の中の系図 (ハルキ文庫)

闇の中の黄金 (ハルキ文庫)

闇の中の黄金 (ハルキ文庫)

闇の中の哄笑 (ハルキ文庫)

闇の中の哄笑 (ハルキ文庫)

先にご紹介させて頂いた『産霊山秘録』は、日本を陰で支えてきた超人的な力を有していた系譜のお話。
こちらは...天才的な嘘で日本を支えてきた系譜『嘘部』と呼ばれる大嘘吐き達のお話。

三部作構成で...それぞれ騙す騙される等違う立場の視点で描かれます。

『闇の中の系図』:騙す側(主人公や背景説明含)
『闇の中の黄金』:騙される側
『闇の中の哄笑』:騙し合い合戦(第三者視点)

まあ...とは言え、出来る事は嘘吐く事だけですからね、話の風呂敷はとてつもなく広がるんですが、結局は全て嘘でした...で、お話としては地味な感じで終わります。
評価分かれるだろね...私とか滅茶苦茶痺れるんだけどな。


では簡単に...
大嘘吐く事が大好きな浅辺(苗字が重要)君...古代日本で嘘を官職とした『嘘部』と呼ばれる血族の末裔だと知らされ、国家守護を至上とする秘密結社『黒虹会』に特別待遇で招聘されました...と。
この世の悪い連中(と言っても相対的な判断ですが)を嘘で社会的に抹殺する仕事人...というお話(闇の中の系図)。


ここでの嘘とは、人の動きや流れを動かす演出みたいなものと捉えておいた方かいいかな...そう、これが悪意的に大衆に向けられると偏向報道て事になるのかいな。
『嘘部』てのは、お国お抱えのスポークスマン兼ロビイストて感じだわね。

第三部では、我々の視点に近い傍観者の語り部以外は、出て来る連中はどいつもこいつも皆嘘吐き。
この嘘吐き合戦で、主人公ら『嘘部』は、悪徳政治家らに一杯喰わされてしまいます。
結局のところ『嘘部』でなくとも、皆が皆全てが嘘吐きで、嘘吐きが世の中動かしてる...で終わります。

真実突いてるねえ...


ではまた。

サイエントロジー

lightsilver2012-10-01

我々はアノニマス
...ではありませんが、彼らの活動には大いに共感できるものが数多くあります。
その中で、この場に合致するひとつをご紹介。

日本には...創価だの統一だの幸福だの、亜流密教仏教だの、新興キリスト教だの、多くの新興宗教が存在し大きな影響力を行使しています。
純粋に信心されている一般信者の方々には申し訳ありませんが...組織的にはカルト教団であり、社会に悪影響を為している事は、紛れもない事実です。

今更に、世界的カルト教団が日本に侵食してきている事をご存知ですか?
その新興宗教の名は『サイエントロジー』といいます。
先ずは...可能な範囲の事実を知ってください。
これ基本、そして心からのお願い。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC



では簡単に...
1954年にアメリカのSF作家ロン・ハバードが創設。
現在では全世界の主要都市で合わせて150を超える教会が活動しており、約800万人の信徒を有する。
東京には1980年代に設立。
危険なカルト組織として認定している国も多い。
人間が『本質的、無限の能力と善性を持つ精神的存在』であるという信条を持つ。
...との事。



何故、危険なカルト教団かというと...

精神医学を否定し、精神安定剤などの服用を非常に嫌う。
精神科医の用いる向精神薬が、ほとんど麻薬に近い効果を発揮するためだとの主張。
⇒ 医学で治療できる精神疾病を悪利用し宗教依存へと誘導し信者を獲得。

多面的に色々な事業に着手している多国籍企業
⇒ 壺売りと同じく、信者を介したビタミン剤などの健康食品のマルチ商法で基底を為した。
カルトとマルチは表裏一体。
その後、高額の自己開発セミナやら、土地購入やらは定番中の定番。

信者が入信希望者を連れてきた場合それに対し報酬を支払う。
⇒ 貴方も入信して、新たな方々を勧誘すると報酬が貰えますよ...というマルチ商法的勧誘手段の推奨。

恐ろしい話は、薬物依存や医療後遺症からのリハビリプログラムや社会復帰プロセスに関与し、精神的支柱として宗教漬けにする狂気の手口...

そして...
教会批判抑圧の為に、インターネット等における強引な言論封殺。
等々他々...多々カルトのカルトたる活動を世界的に行い、全世界で大問題となってます。



当然、こんな事ばかりしてると...正常な市民からは危険視され避けられるのはあたり前。
すると、出てくるのは...
『差別だ!』『人権を!』
欺瞞と偽善による、自己正当化と権利拡大要求。
人権そのものは、非常に大切なものだけに、殊更始末が悪い。
それで...出来たのがこれ。

『市民の人権擁護の会(CCHR)』
http://www.cchrjapan.org/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E6%B0%91%E3%81%AE%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E6%93%81%E8%AD%B7%E3%81%AE%E4%BC%9A

人権擁護を隠れ蓑とした、圧力団体と教団勧誘団体というのが実態です。
否応なく、平和な一般市民の人権は阻害されますな...

当然、日本のカルト教団...カルト右派や、売国左派と連携し、
人権擁護法』『外国人参政権
等成立に関与している事は充分考えられます。

皆様何卒ご注意を...


精神医学に否定的だったお偉い弁護士さんが警告しています。

2012/09/30(引用日)
反精神医学の団体がサイエントロジーに騙されないように...

いくつかの反精神医学のウェブサイトと精神医学から脱出したと主張する人々のグループはサイエントロジーとCCHRから距離を置こうとしている。弁護士のダグラス・A・スミスは彼の反精神医学ウェブサイトでこう宣言している...

サイエントロジー信者お断り。
ボランティアはサイエントロジー教会または市民の人権擁護の会(CCHR)と提携していないかどうか、確認の質問をされます。教会やCCHRは精神医学による害を宣伝してきましたが、我々は彼らと提携したくありません。

もし精神医学に問題があったとしても、それはサイエントロジーが正しい事を意味しません。

精神病患者や団体がそれを混同しないために、サイエントロジーとCCHRの正体を彼らに知らせないといけません。



結局は、人の心の弱みに付け入る悪い連中のひとつ...て事です。

でわまた。



(以下は控え)

http://www.scientology-victims-testimonies.com/beliefs.html
サイエントロジー被害者証言
Scientology Victims Testimonies

http://kito.cocolog-nifty.com/topnews/cat6331888/index.html
弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS サイエントロジー

http://dailycult.blogspot.jp/2012/04/1.html
サイエントロジー記者会見」を主催しちゃった自由報道協会(1)


CCHR(市民の人権擁護の会)サイエントロジー公式ページ
[www.scientology.jp]

サイエントロジー wikipedia
[ja.wikipedia.org]

サイエントロジーの9の罪
[anonimasu-jp.blogspot.jp]

彼らが精神医学を否定する講義を行う理由
[kyousosamabanzai.blog.fc2.com]

未来世紀ブラジル

lightsilver2012-09-30

取り敢えず...これで書きため終了して暫く様子見。
なので...割と本気印の作品。

とにかく...騙されたと思って、先ず見てくれ!
それなら、ど阿呆な私の駄文なんざ全く必要ないので便所に流してといてくれ...そんな感じで。
(ちなみに写真は招運の写真。
宜しければどぞ)



原題『Brazil』 1985年公開
情報統制がなされた『20世紀のどこかの国』の暗黒社会を舞台とする、『鬼才』デリー・ギリアム監督の最高傑作。

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%AB

TRAILER:
http://www.youtube.com/watch?v=4Wh2b1eZFUM&sns=em

暗い未来を描いた作品は多い。
危機的状況を引き起こす原因は多種多軸であり、また実際の警告に近いものから、ありえない阿呆なものまで振り幅も広域に渡る。

映像技術の進歩は著しく...映像表現は制作当時に有する技術に如実に影響され、更には映像技術には多額の費用を要するために、保持する制作予算枠の影響を受けやすい。
時代の変遷とともに、現実状況との解離、及び映像表現の陳腐化は否めず、内容が秀逸でも現時点の視聴に耐えれない作品は多い...

そんな宿命を背負う近未来作品であるが、それでも尚、最高峰と推したいのが本作品だ。
その理由は、本作品は近未来の管理社会そのものではなく、虚構で成り立つ管理社会が有する『狂気』に焦点を当てているからに他ならない。



では簡単に...とはいかないか。

情報統制がなされた『20世紀のどこかの国』...それは矛盾と欺瞞に満ちた虚構の管理社会である。
市民の生活は厳重に監視され、人間性を損ねた労働環境を強いられる。
しかしそれは統制された社会の維持に必要不可欠な対価として市民は享受し自らの存在意義としている...とされている。

実際は、監督官等の目が届かなければ好き放題...当然、監督官等はその事実は周知だが、自らが煩雑となるのを嫌い『体制に影響がない』事項であれば黙認。
洗練化し近代化された建築物には、個人の空間は用意されていない。
また、その裏方は、さながら華やかな舞台の裏方のごとく奇妙な機械で満ち雑然とし、常に故障が絶えない...

情報局の役人である主人公は、この社会や職務に対する矛盾や疑問に煩悶する誠実で愚直な人間である。
ただ、自らが抱く他愛なく馬鹿げた妄想に逃避しがちではあるが...
また、その愚直さ故に職場の人間や有力者である両親にさえ異質とされ煙たがれる存在である。

ある日...この社会の些細な綻びが顕在化する。
指名手配書...いや抹殺指示書に記された名前の誤記により、無関係な市民が冤罪で連行される。
事の発端である誤記は、書類印刷の際に紛れた『蝿』が機械に絡まり誤印刷を起こすという...実に馬鹿げた、この社会ではありえない原因による。

主人公はその冤罪を晴らし過ちを正すべく、奔走し尽力するのであるが...
有象無象の力に阻まれ、危険人物の烙印をうけ、さらには社会へ反逆者として抹殺対象とされた。
最終的に残された道は、この社会から逃げだす事のみである。

そして...主人公は奇跡的に逃亡に成功し、未来への僅かな可能性を残した...かに見えた。

虚構の管理社会が有する狂気。
その社会で生きる為に纏わなければならない狂気。
社会に反抗する為、或いは反抗する事で自らの存在意義を確認する狂気。
そして、正常であろうとする困難から発する狂気...これらの様々な狂気が、陽気な『ブラジルの水彩画』のサンバのリズムに乗り狂乱となり...
真実は...理不尽で徹底的に残酷な現実と、狂気が産みだした幻覚を残しただけである...



さて...と
注目すべきは多々あるが、ここては補足を兼ねて数点お付き合いをば。

ひとつは...助演・大御所ロバート・デニーロの存在。
言わずとしれた最高峰の役者のひとりだ。
出番は少ないが流石である。
役者としての存在感もさる事ながら、注目すべきはその役どころ。

普段は配管工(非合法修理屋)を営むレジスタンス...いや、テロリストである。
社会と抗するには微力で些末な存在だが、主人公よりは遥かに手練た頼もしい存在だ。
行き掛かり上で主人公と関係し、窮地を助けもする。
徐々に主人公の精神的支柱ともなり、最終局面で主人公を助けるのも彼だ。
そして、彼と共に逃走に成功する。
...というのは主人公が見た幻覚にしか過ぎない。

結局のところ、彼の行動目的との接点があれば助けもするが、基本的に主人公の事などどうでもよいのである。
この虚構に満ちた管理社会の中で自らの存在意義を保つために、破壊活動を為しているに過ぎない。
そして社会は、その自らの包含する矛盾を隠匿するため、その自らの存在を正当化し存在を維持するために、テロリストの存在が必要不可欠なのである。

現在...現実のテロリスト等の殆どが、自らの存続のためにビジネスとして、破壊活動を行う。
そこには、信念も理想もない。
そして体制側は、破壊活動対策を大義として理不尽な政策を実施し、強権を発動する。
作中の構図そのものである。



主人公の阿呆な妄想に登場する理想の美女...冤罪事件の目撃者であり情報局に抗議に来た女性に似ている事に気付く主人公...
主人公が首を突込んだ最初の動機は、彼女を知りたいという下心であり、彼女のために奔走しただけである。
彼女の正体を知り恋仲となった主人公は、さながら自らの妄想のごとく、彼女と運命を共にすることを誓うのであるが...
すぐさま簡単に当局に捕縛され引き離される事になる。
その後、彼女の去就は全く触れられる事はない...

実はこの時...主人公は拷問、或いは何らかの脳外科処理が施される。
結局のところ...これから始まる狂乱は、主人公の幻覚の中でのお祭り騒ぎでしかないのである。

しかし当局側では、この処遇は恩情扱いとされる。
それは主人公が情報局の役人であり、有力者の息子であるから。
市民なら否応なしに殺されるか、更に残酷な処遇となるであろう。
引き離された彼女の、触れられる事のない残酷な最期は、想像するに難くない...

繰り返すが、主人公は幻覚の中で逃走に成功する。
自然に溢れ希望ある世界で流れ、口ずさむ陽気な曲は、紛れもなく彼自身には現実の出来事だ。
話中の現実世界で、脳外科処理を施され自我を無くした主人公が口ずさむ曲は狂気そのものである。

最狂最悪の後味の悪さ...

そして、後味が悪いと避ける事ができない、現在の『現実の世界』。
まさに今、本作の忌まわしさを、皆その身に叩きこんでおく事が、おそらく、この先の現実の未来で重要な意味を持つ事になる。



ふう...疲れた。
まあ...書いてみると先日扱った『変身』のひとつの投影て感じですな。
あと...あんまり深く考えずに映像表現、造形デザインを眺めるだけでも充分有意義ですよ。



最後に...蛇足。
主人公の母親の若返りについて...
母親は身体の全部位を、おそらく複数他者の部位を移植したり取り換えたと思われる。
若返りのお披露目の際、全ての古き部位を棺桶に収めているが、あの亡骸こそが実の母親である。
では、若返った母親は何者と化しているのだろうか。

全部位交換とは...つまりは脳移植と変わらない。

脳や意識は母親のものであろうが、本来の自我や意識が保持できている保証は何もない...ましてや平然と脳外科処理が施される社会である。
(幻覚内の出来事ではあるのだが)

捕らえられた恋人が、その部位に含まれている可能性は多いに高い。
仮に、顔形なり容姿なりが彼女とものと表現していたとしたら、更に狂気が増大していたであろう...

現在...某国の臓器売買問題を考えると、これもまた物語の中だけに留めておけない事項ではある。



ではまた。

マッチ売りの少女

lightsilver2012-09-29

いやいや...もっと軽い感じで書きためないと体と時間が保ちまへん。

てな訳で...誰もが知る人類の至宝のひとつ、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの創作童話から...

マッチ売りの少女

マッチ売りの少女

マッチうりの少女 (いもとようこ名作絵本)

マッチうりの少女 (いもとようこ名作絵本)

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%81%E5%A3%B2%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%A5%B3

凍える大晦日の夜...
少女が最期に見た、暖かな部屋やご馳走、そして祖母...炎が見せた細やかな幻影は、少女には現実の出来事と何ら違いはない。
誰がそれを否定できようか...
既に、同情も憐憫も、そして嘲笑も、何ひとつとして少女に届く事はない。

本童話と『フランダースの犬』は少年少女にトラウマ必至な童話ですな。



さてと...糞がいる。
例えば本童話を、少女売春だの、麻薬中毒患者の末路だの...当時の世相背景と合わせ、鬼の首獲ったかのように自慢気に話す連中...他者の価値を貶めることで、自らか高みに居ると勘違いしている馬鹿共だ。

糞同人の阿呆共ときては、講釈垂れる割りには出来る事と言えば、エロ・グロに堕とす事のみ...
童話少女をロリ好みに味付けすればウケがいいってか?
(作品として昇華を目指してる方々が多数居る事は知ってるよ...)

もう...ぼちぼち糞のような副次作品作るのやめな。
そして消費者側は求めるのやめな。

残念な事だが...現在では、それらの上がりの殆どが闇経済に流れる構造になってる。
そして、ACTA等情報統制推進のいい理由になっている...糞作品抑止の大義名分で。

少しずつでも、意識を高めていきましょうよ...と。


本当は怖い○○童話...逝けよ。