低俗霊狩り
今回は軽〜く。
取り敢えず今月分ほど前倒して試しに挿れてみて...様子見。
微力で僅かでも、現実社会の馬鹿共何とかせんとね...日本、及び米中韓の選挙も近い事だし。
真実は小説より奇なり...やばくて楽しい世の中になってきた...と思いません?
皆が主役を張れる好機ですよ。
さて...
はっきり言って...線が細くて絵が下手。
個人的な好みでは読むのが辛い。
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『低俗霊DAYDREAM』
『低俗霊MONOPHOBIA』
等...スピンオフ作品があるようだ。
本作作者さんは、原作にご専念とか...賢明な判断だと思う。
現世に未練...大抵か下衆な下ネタ未練を遺して留まる低俗な霊を祓うべく奮闘するカルトヒロインのお話。
例えば、女の乳揉みてえええ!
...てな阿呆な未練を残す低俗霊を成仏させるために、自分の胸触らせたりするのですが(正確にはヒロインが貧乳で同情されて成仏した)、絵が絵なだけに、エロもモエも全く無いですな...
ただ、個人の好みなので、他の方々がどうなのかは解らん。
大抵が阿呆な未練の低俗霊なので、予定調和的に平和なんですが...中にはシビアな犯罪による未練などを扱う話もありますな。
スピンオフ作品はそれが原因で打ち切りとか...物申したい事多岐にあるが、ここでは言うまい。
さて実は...着目すべきは本編ではなく、下巻末にある『公園の散歩者』と名された3本の番外編ショートストーリーですわ。
公園のベンチに座っているだけのヒロインと、そこに訪れる人達。
彼ら訪問者視点で話が進みます。
まあ...彼らは訳ありて事なんですけどね。
1.スノウ・クィーン
自殺未遂で生死を彷徨う女性。
2.エーデルワイスを唄いましょう
亡くなった恋人の霊に憑かれ持ってかれそうな男性
3.テンシノユメ
心中間際の夫婦
死者視点を扱うとき、当人達の背景を成す人間ドラマを如何に表現するか、悪意無くとも、未練から発する行動が現世にどのような影響を及ぼすのか、生者・死者それぞれで、それらはどのように見えるのか...題材としていくには、なかなかに困難ではある。